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鶏粥(とりがゆ)

 今年一発目の作り方は「鶏粥」です。久々に「まかない」カテゴリーの登場です^^

 艸は”かゆ”が好きです。白粥をしょっちゅう食べたいのですが、

「そんなんじゃ、ちからでねー」という嫁の反対にあって、却下になります(T_T)

でも、この鶏粥なら「いつでもオッケー♪」だそうで割とよく作ります。

 鶏粥は僕がホテルで働いていた頃に朝のまかないとしてよく作っていました。是非さむ~い冬にあったか~い粥を・・・。

鶏粥完成写真

 トッピングの卵とレタスと鶏で粥のところがほとんど見えませんね^^;

 あっ、そうそう、できれば美味しい鶏を使ってくださいね!

鶏粥(とりがゆ)の材料

[材料]
長ネギ(みじん切り)  少々
生姜(みじん切り)   少々

美味しい鶏肉      適量

水           適量
ご飯          適量
ガラスープ       適量
塩、胡椒        適量
胡麻油         少々

卵           人数分
レタスの外の葉     適量
胡麻          少々

鶏粥(とりがゆ)の作り方

 お粥は本来は生米から作るものですが、まかないでは余った炊いたご飯を使って作っていたので、今回も炊いたご飯で作ります。

鶏粥3

 これが今回の鶏粥の材料です。

 ここでは小さく切った鶏肉と鶏肉の掃除をした時に出た筋や皮、脂などを入れて作っていますが、鶏もも肉一枚を使ってももちろんいいです。

 上の完成写真では、鶏もも肉を一枚入れて、鶏に火が通ったところで取り出して、薄切りにして盛り付けています

 まず、最初になんちゃって温玉をつくります。温度卵は、卵の白身と黄身の固まる温度の違いを利用して、柔らかめに固まった黄身をトロットロの白身が包んでいるというようなものですね。これを作るのは時間がかかるので、「なんちゃって」を作ります。

 鍋に湯を沸かし、酢と塩を少々加えます。そこに卵をそっといれて、火を消します

鶏粥1

 このまま7~10分おいておきます。この時間は、使う鍋の大きさや、お湯の量、卵をいくつ入れるか、鍋のある場所の温度や季節などによって、大きく変わってくるので、いつも同じ条件で作るようにすれば感覚が掴めてくるかと・・・思います。面倒ならなくても、いいです。トッピングなので。

 時間がたったら、流水で冷まし、それ以上火が入らないようにします。

 なんちゃって温玉の作り方はこちらで詳しく書いていますので参考にしてみてください。

 別の鍋にサラダ油を少々入れ、葱と生姜をゆっくりと炒めます

鶏粥4

 鍋からいい香りがしてきたら、小さめに切った鶏肉を入れます。

鶏粥5

 鶏肉を白くなるまで炒めたら、

鶏粥6

 水とご飯を入れます

 しばらく、コトコト。水分が少なくなってきたら足します。

鶏粥7

 汁がトロッとしてきたら、粥としては完成です。後は味を整えます。

 ホテルにいた頃は、隣が中華のキッチンだったので鶏ガラスープを貰って作っていました。家で作る場合は水で炊いているので、ガラスープを入れます。

鶏粥2

 これです。

 ガラスープと塩で味を決め、最後に胡麻油を少々垂らします。

鶏粥8

 こんな感じに水分大目に仕上げます。

 器に粥をたっぷり盛り付け、なんちゃって温玉を真ん中に割って、レタスの外の堅い葉(もちろん柔らかいとこでもいいですよ!)をちぎって周りに乗せ、ゴマをすりすり・・・完成です!

 レタスってめっちゃ鶏粥に合います。

 粥だけでなくチャーハンとか味噌汁とか、熱を入れてもシャキシャキが残って食感がいいので、僕は温かい料理にもよく使います。

 この粥を食べた大先輩が「これは売り物になるなー」と言ってくれました。「美味しい」でなくて「売り物になる」といわれたのが、プロのコックとして嬉しかったのを今でも覚えています。艸がぺーぺーだった頃の懐かしい思い出です。

 そんなことは関係なくヨメは今日もモリモリと鶏粥を食べるのでした。。。