イチジクとベーコンのタルト
一発タルト(まぜまぜして焼くだけの簡単タルト)、第4弾です。
イチジクとベーコンのタルトです。いちじくの甘さとベーコンのしょっぱさ(+ゲランドの塩)がいい感じです。
艸は田舎もんなのでイチジクとかビワは買って食べるものという認識が、今だにあまりありません。。。が、スーパーではイチジクもビワもなかなかのお値段がしますよね~~ま、今回使うのはドライな方のイチジクなんですけどね。
第4弾ってこともありまして、言ってしまえば中身を替えるだけなんですけど、「完全撮りおろし」でおおくりします。まー別にいいんですけどね、撮りおろさなくったって。。。( ̄▽ ̄)
イチジクとベーコンのタルトの材料
[材料]18cmのタルト型 1台分
無塩バター 48g
卵黄 1.5ケ分
薄力粉 48g
ベーキングパウダー 5g
生クリーム 60cc
牛乳 25cc
パン粉 25g
パルミジャーノ 50g
卵白 1.5ケ分
ドライいちじく 8個
ポルト 40cc
ベーコン 100g
ゲランドの塩 3g
イチジクとベーコンのタルトの作り方
上の材料は18cmのタルト型1台分ですが、写真は4台で作っています。
まんず最初にバターを切って、ボールに入れて室温に戻します。
こんな感じで、薄切りにして広げておきます。
バター以外の材料です。
タルト型にバターを薄く塗ります。分量外のバターです。
で、パン粉(これも分量外です)をふぁっさーとつけます。
パン粉を型にこんもり入れて、ぐるぐる~っとして次の型に移す、またぐるぐる~っとして移す。みたいにして型にパン粉をつけていきます。もちろん作るのが一台なら移しません(^_^)
ベーコンを切って炒めていきます。
スライスベーコンでもいいんですが、ちょっとベーコンの存在感を出したいので、できればお肉屋さんのベーコンをこんな感じに拍子に切ってください。
炒めます。
今回はテフロンを使いましたが、鉄のフライパンでもいいです。ちょっと多めの油を入れてベーコンを炒めます。ベーコンの余分な脂を抜くために炒めます。
テフロンなんだから油いらんやろ!しかも脂抜くんならなおさらやろ!というつっこみ、ありがとうございます。
余計な脂を抜くために、あえて油を入れるのです。油を入れて炒めることで、ベーコンの脂が出やすくなるのです。油が脂を呼ぶのです。
ベーコンが色よく炒まったら、
フライパンに余計な脂を残すようにして、ペーパーに取ります。
次にイチジクです。
このイチジクは、ドライイチジクです。見ての通り、日本のスーパーで売っているあのイチジクとは違います。
艸が使っているのは、イラン産の白イチジクのドライです。ちっちゃくてわりと硬いドライイチジクです。
どのくらいちっさいかと言いますと
こんくらいです。ちっちゃ!
これを4つ割りにします。
4つ割りにしたイチジクを鍋に入れ、ポルト酒を入れます。
これを火にかけて、混ぜながら水分を飛ばします。
こんな感じになったら、オッケーです。途中、ポルト酒のアルコールに火が着いてメラメラなるので気をつけてくださいね。
これで中身の準備はできました。
ではでは、生地のほうを作っていきます。
こんな感じにバターが柔らかくなったら、卵黄を入れていきます。
一台なら全部一度に入れても大丈夫だと思いますが、4台のときは卵黄をいっぺんに入れてしまうと分離してしまうので、2個ずつくらい入れていきます。
混ぜ混ぜして卵黄がバターに入ったら
また卵黄を入れます。
そしたら、また混ぜ混ぜします。
を繰り返して卵黄を全部入れたら、粉はいっぺんに入れます。
切るようにして混ぜます。
切っていくとこんな感じになります。
こんな感じになったら、生クリームと牛乳を合わせたものを少しずつ入れていきます。
入れたら混ぜ、混ぜたら入れるを繰り返して、全部入れます。
生クリームと牛乳が全部入った状態です。ダマダマです。でも大丈夫です、気にせず続けます。
ここに、パン粉とパルミジャーノをドサッと入れます。
用意した中身も入れます。イチジクとベーコン、あと「ゲランドの塩」を入れます。この塩を入れるかどうか、どのくらい入れるか、はベーコンの塩加減によります。
艸が使っているベーコンはわりと塩気が穏やかなものなので、塩を足しています。ゲランドの塩の結晶を入れてアクセントにしています。
これです。
使うベーコンによってはこの塩はいらないかもしれませんし、ゲランドの塩でなくてもいいです。
入れます。
軽く混ぜ合わせておきます。
さてさて、卵白を泡立てます。
ハンドミキサーでぶぃーーーーーんと立てます。気合いさえあれば、ホイッパーでも大丈夫です。
こんな感じに角がぴんと立つまでしっかりと立てます。
で、立てた卵白をひとすくい入れます。
このひとすくいは、グリグリ混ぜていきます。しっかり混ざったら残りの卵白を一度に全部加えます。
今度は切るようにして、なるべく気泡を潰さないようにサクッ、サクッと混ぜていきます。
あらかた混ざりきったところで型に入れます。
4台の場合は重さを量ってだいたい同じ量を入れます。一台なら入れるだけです。
ゴムベラで端っこまでしっかりと入れつつ表面をならします。
オーブンに入れて、165度で25分から30分焼きます。
オーブンの温度と時間はあくまでも目安です。使うオーブンによってぜんっっっぜん違ってきます。膨らみ加減と焼き色を見て温度、時間は調整してください。
楊枝や竹串を刺してみて、何もついてこなければ焼き上がりです。
完成!
ドライイチジクってなんかいいですよね〜そのまま食べても美味しいので、ついついつまんじゃいますし、なんと言ってもおされ感が否めませんヽ(^o^)丿
ドライイチジクのおっされ~なタルトを是非お試しください!
ディスカッション
コメント一覧
スーです。星の国に戻ってきました。
日本には3/4月,7/8月,12/1月、それぞれ月後半&次月前半にかけて戻ります。この他に仏事や所用で不定期に帰ります。正月と桜と仏事は日を外せませんが、後は結構フレキシブルです。チケットもギリギリにしか買いません。友人の訪問が入れば調整しています。
暑いところですから、ゆる〜い旅をおすすめします。ごろ寝でよければ、キッチンと洗濯機が使える我家滞在の方が、子連れにはいいかも。
どうぞ気が向いたらおいで下さい。歓迎します。
おお!久々に更新されてますね☆彡
ドライイチジクって使ったことないですね~(^_^;) ドライフルーツ自体そんなに使ったことないので、ドライイチジクがどんな味なのか想像つきません・・・。
でも何かオサレな感じの食材なので、見つけたら使ってみようかと思います♪
リクエストなんですが、トリッパの下ごしらえ(皮をむくの)ってどうやるんですか??こちらのレシピではトリッパ白いのに、精肉店で買ったら黒い皮がついてて「あれ??」って感じでした。たわしでこするとか書いてあるHPもありましたが、イマイチ実感が湧きませんので教えてくださ~い(・∀・)
しいたけさん、こんにちは。
トリッパ、皮みたいなのが付いたままのものがあるのですね〜
艸は白いのしか使ったことがありません。。。
ちょっと温度の高め湯40〜50度に通すと、比較的簡単に取れるらしーというのを聞きました。
まー、艸は試したことがないので、、、すいません。。。
コメントありがとうございます〜
はじめまして、いつも楽しく拝見しております。
こちらのレシピで使用するのはドライイチジクとのことですが、生のイチジクではどうでしょうか?
知り合いから譲ってもらったイチジクがあり、是非タルトにしてみたいと考えています。調理の際のアドバイスなどあればご教示ください。
まおさん、こんにちは。はじめまして。
艸のブログをご覧いただきありがとうございます〜ヽ(^。^)ノ
「生のイチジクではどうでしょうか」とのご質問ですが、僕は生のイチジクでこのタルトを作ったことがありません。。。
なので、できるよともできないよとも申し上げられないのですが、このタルトで使っているドライいちじくと生のイチジクとの違いは、
・ドライいちじくの方が水分が少ない
・ドライいちじくのほうが甘い
です。
ですので、生のイチジクをカットしてニグラニュー糖をしっかり振って、オーブンでじっくりグラニュー糖がカラメルになるくらいまで焼いて投入するといいかもしれません。
想像で言っているので、うまくいかなかったらごめんなさいm(_ _)m
ぜひ、生のイチジクで作ったタルトのご報告もお待ちしています〜
コメントありがとうございます。