ラザニア
ラザニアの作り方です。
ミートソースを作って、ホワイトソースを作って、ラザニア(パスタの名前もラザニアと言います)とチーズと一緒に重ねて、オーブンで焼く。考えただけでめんどくさい料理ですが、きちんと一つ一つ手作りした焼き立てのラザニアは格別です。
仕込みの手間はかかりますが、考え方によっては、他のパスタと違って当日はオーブンに入れるだけなので、人を招いたときやパーティー料理には最適なんじゃないかと。
ラザニアの材料
[材料]10インチ ラザニア皿1台分
ミートソース 700g
ディベラ ラザニア 約8枚
モッツァレラチーズ 適量
(シュレッド)
パルミジャーノ 適量
バター 適量
塩 適量
黒胡椒 適量
イタリアンパセリ 少々
ラザニアの作り方
ラザニアを作る時にいちばん大事なのは全体のバランスです。
ミートソースとホワイトソース、チーズの量のバランス。一つ一つのパーツの塩加減のバランス。
ミートソースとホワイトソースは先にこしらえておきます。ミートソースを作るところから一気にやると大変なので、ミートソースは別日に作って冷蔵、もしくは冷凍保存しておくのがおすすめです。
ホワイトソースは、ラザニアを組む直前に作るのが、トロットロで敷きやすいのでいいと思います。[材料]のところでホワイトソース一回分と書いているのは、ホワイトソースの作り方に書かれている分量で作った一回分という意味です。
まずはちょっと材料の話から。ラザニアというのは最初にも書きましたが、料理の名前であると同時にパスタの名前でもあります。ラザニアという平たいパスタを使ってラザニアという料理を作るのです。
で、僕が使うラザニアは、このブログでも何度か登場しているディベラのラザニアです。
ラザニアは茹でません。そのまま重ねて焼いていきます。
そして、モッツアレラチーズはいわゆるフレッシュのモッツアレラではなく、水分を抜いてシュレッドになっているもの(小さく削られているもの)が扱いやすくていいと思います。ドイツのステッペンチーズとかでも。
フレッシュのモッツアレラで作る時はしっかり水気を切ってください。でないとベチョベチョになってしまします。
パルミジャーノは、パルミジャーノかグラナパダーノ。緑のあいつはいけません。
重ねる前にもう1つ、ホワイトソースとミートソースの塩加減を整えておきます。ホワイトソースは牛乳の甘みをより感じられるくらいのほんのりの塩加減にします。
ミートソースは食べて美味しい、けれど決して強くないくらいの塩加減にします。
と書いてはみたものの、この塩加減はどのチーズを使うか、どのくらいチーズを入れるかによっても左右されます。
というわけでようやっと重ねていきます。
まずはラザニア皿にバターを塗ります。
まんべんなく塗っておくと、お皿にくっつきにくくなります。
このラザニア皿は10インチのラザニア皿です。このサイズが艸がお家で使っているなんちゃってオーブンにピッタリのサイズなのです。ちなみに外寸で一番長い縦が26.3cm、横が19.4cm、高さが5cmです。(物によって多少の誤差あり)
まずは一番下にミートソースから入れていきます。この入れ方、重ね方は好みでいいと思いますが、僕の重ね方です。
最初のミートソースはギリギリ皿の底が隠れるくらいの量を敷きます。
その上にホワイトソースの三分の一を敷いて、ラザニアを重ならないように折って敷きます。
その上から、またミートソース、ホワイトソースを敷き、モッツァレラシュレッドを満遍なく敷き、パルミジャーノをシュリシュリします。
一番下の段にチーズを入れないのは、僕の好みであんまり重たくしないためと、ミートソース700gとホワイトソースを約600gを入れるにはチーズを抜いたほうが高さがちょうどいいからです。
この上にラザニアを敷きます。ディベラのラザニアで10インチのラザニア皿を使っていれば、この段からは折らずに横に並べればちょうどいい感じに敷けるかと。
このあとは、ミートソース、ホワイトソース、モッツァレラ、パルミジャーノとのせます。ホワイトソースはこの段で使い切ります。
ラザニアを3枚並べます。
この上にはミートソースだけをのせます。
これでひとまず終了です。ラップをして一晩冷蔵庫においておきます。
一晩たったら、こんな感じになります。
ミートソースなどの水分をパスタが吸って柔らかくなっています。
焼く当日は、1時間前くらいには冷蔵庫から出してちょっと室温に戻しておき、焼く直前に、モッツァレラとパルミジャーノ、ちぎったバターをのせます。
チーズとバターを焼く直前にのせるのは、こんがりいい焼き色にするためです。早くからのせてしまうと水分を吸ってしまってこんがりなりにくくなります。
これを200℃くらいに温めたオーブンに入れて、30分〜40分焼きます。この温度と時間は使うオーブンによってかなり差があるので、初めて作る時はマメにオーブンの中を見ながら焼いてみてください。
こんがり美味しそうな焼き色がついたら、完成!
あっつあつのラザニアをアッツアツのうちにほうばってください^_^
一日寝かせて作るラザニアは全体がよく馴染んでいて、焼きたてがほんとに美味しい!
ちょいと工程も長いけれど、その価値のある一皿だと思います。ぜひ、お試しください〜
今回のラザニアは10インチのラザニア皿です。メーカーに寄って微妙にサイズが違ったりするので、オーブンに入るサイズか要チェックです。
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ディベラのラザニアはなかなかその辺のスーパーでは見かけません。それ自体は高いものではないのですが、送料込みだと割高。ですが、いろいろ普通にラザニア以外にも使えるのでまとめ買いしちゃうというのもアリかも。
⇒クリームボロネーゼのラザニアパスタ
⇒ベーコンとマッシュルームのクリームラザニアパスタ
ディスカッション
コメント一覧
念願のラザニアを作りました!
もともとラザニアの作り方を探していて、このブログに辿り着いたのです!
ラザニアを茹でなくていいのが非常に助かります
丁度冷蔵庫にあったほうれん草も入れてみました
時間のかかるラザニアも前日から準備すれば当日は焼くだけというのが良いですね~!
Normaさん、こんにちは。
返信が遅くなってしまいましたが、またまた救ってくださり、ありがとうございます。
>ラザニアを茹でなくていいのが非常に助かります
そーなんです。茹でないほうが味も薄まらない感じがしますし^_^
>時間のかかるラザニアも前日から準備すれば当日は焼くだけというのが良いですね~!
ほんと、これいいですよね〜ま、その分前日ちょっと大変ですけど^_^
ありがとうございました〜!
そうさん、いつも美味しいレシピ分かりやすく教えてくれてありがとうございます!
ラザニア、一回で食べきれない場合にはどうしたらいいですか?冷蔵で、別のグラタン皿でチンしてオーブンで軽く焼けばよし?ご教授ください。
erikoさん、こんにちは。
こちらこそ、艸のレシピを活用してくださりありがとうございます。
>ラザニア、一回で食べきれない場合にはどうしたらいいですか?冷蔵で、別のグラタン皿でチンしてオーブンで軽く焼けばよし?
はい、よし!です^_^
コメントありがとうございます。
ありがとうございます!助かりました
erikoさん
良かったです^_^