ホワイトソース(ソースベシャメル)
ホワイトソースの作り方です。フランス語ではソースベシャメルと言います。
ホテルで働いていた時はこのベシャメルを作るのがすこぶる嫌でした。
一度に仕込む量が多いので、おもたいソースをかき回すのもしんどいし、時間もかかるし、ベシャメルが跳ねて手につくとめちゃくちゃ熱いし。。。
でも、家庭で作る位の量なら難しいことは何もなく簡単に作れます。
冷めると固まってしまうので、使う直前にちゃちゃっと作ると扱いやすいです。
ホワイトソースの材料
[材料]
牛乳 500ml
無塩バター 50g
強力粉 40g
ホワイトソースの作り方
ホワイトソースの分量は10:1:1(牛乳:バター:粉)で覚えておくと覚えやすです。今回はちょっと柔らかめのホワイトソースにしたいので、粉を減らしました。
今回のホワイトソースを作る材料です。
バターは無塩バターとなっていますが、有塩バターでももちろん大丈夫です。だいたいがホワイトソースにも塩味つけて使うことが多いですもんね。
粉は強力だけでも、薄力と半々でもいいです。今回のホワイトソースの使いみちがラザニアなので、イタリアの粉(カプート サッコロッソ)を使ってみました。
鍋にバターを入れて弱火でしっかりバターを溶かします。
ホワイトソースを作る時に気をつけることは、色を付けないことです。バターを焦がしてしまうと、ホワイトなソースに仕上がらなくなってしまいます。
バターが溶けたところに、粉をいっぺんにドサッと入れます。
木べらでバターと粉をしっかりと混ぜ合わせます。
極弱火にかけて、これまた色付かないように気をつけて、混ぜながら粉に火を入れます。
最初と比べるとだいぶ滑らかになってきました。
ここから更に、混ぜながら火にかけていると、腰が取れてサラッとした感じになります。
写真で見ても違いが分かるくらい滑らかになります。
滑らかになったところに、軽く沸かした牛乳を入れていきます。
レードル(お玉)で一杯ずつ入れていきます。
一杯入れたら、木べらでしっかり混ぜます。
牛乳の入れ始めは火を消しておいたほうが、鍋にこびりつかずやりやすいです。
しっかり牛乳が入り込んだら、次の一杯を入れます。
入れたらしっかり混ぜる。
牛乳を入れる、しっかり混ぜる、を繰り返していきます。
このくらいの濃度になってきたら、火をよわーくつけます。
牛乳を入れたら、木べらでグルグルグルと大きく混ぜ合わせていると自然に馴染んできます。最後だけ手早く混ぜるようにしてしっかり牛乳を入れ込みます。
牛乳を最後まで全部入れて、しっかり合わせます。
とろっとろのなめらかなホワイトソースの完成です。
牛乳の一回の入れる量を少なめにして”入れてはしっかり合わせる、しっかり合わせては牛乳を入れる”の繰り返しで木べらだけでもダマになること無くなめらかなホワイトソースになります。
ホワイトソースは冷蔵も冷凍もできますが、一度冷めて固まると、ダマダマになるので牛乳を適量足して火にかけてしっかり柔らかくしたものを濾してから使います。
ホワイトソースをちゃらっと作れると、いろいろ使えて便利ですよね。ぜひちゃらっと作っちゃってください^_^
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