ドライカレー
ドライカレーの作り方です。
RESTAURANT 艸SOUをやっっていた時の唯一のご飯もの。パスタが20種類くらいあるのに、なぜか”ドライカレーの店”と呼んでいるお客さんもいるくらい、実は隠れた人気メニューでした。
ドライカレーってカレーピラフみたいなカレー味のご飯のタイプのものと、ウェットなカレー挽肉を白いご飯に混ぜながら食べるタイプのものがあって、今回のドライカレーはウェットなドライカレーの作り方です。
艸が学生の頃(25年前!)にアルバイトしていたバーで教わったウェットなドライカレーを是非お試しください〜。
ドライカレーの材料
[材料](約40人前)
玉ねぎ 2kg
人参 300g
ニンニク 60g
生姜 60g
牛挽肉 1kg
豚挽肉 1kg
サラダ油 適量
白ワイン 適量
《合わせ調味料》
カレー粉S&B 200g
塩 30g
砂糖 40g
黒胡椒 ミル10回
ハインツ ビーフコンソメ 1缶
ケチャップ 180cc
ウスターソース 90cc
醤油 90cc
はちみつ 70cc
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生クリーム 100cc
レーズン 適量
揚げ玉ねぎ 適量
イタリアンパセリ 少々
らっきょう甘酢付け 適量
ドライカレーの作り方
上の分量は40食くらいの分量です。ので適宜調整してください。とは言ってもやっぱり10人前(4分の1)くらいはまとめて作ったほうがお肉や野菜の旨味がしっかり出て美味しくできるような気がします。
まずは、材料の話から。
カレー粉はS&B(ヱスビー)のカレー粉を使っています。カレー粉です。カレールーではありませぬ。
ヱスビーのカレー粉は、けっこう辛いです。ので、辛いのが超苦手という人は量を減らしたり、他のカレー粉を使ったり、自作のカレー粉(いつか書きたい)を使ったりするといいかと。
ハインツのビーフコンソメというのはこれです。
2倍濃縮された缶詰のコンソメで、多分820gのこのサイズしかありません。これを使うのが、僕が教わった時の作り方ですが、どこにでも売っているものでもないので、800ccのお湯に35gの顆粒のコンソメでも代用できます。
その他のケチャップ、醤油、ウスターソース、はちみつなどは、おうちにあるもので問題ないと思います。
さて、野菜をみじん切りにします。分量が多いと包丁で切るのは大変なので、フードプロセッサーで回しています。玉ねぎはマメにゴムベラではらいながら、ちょい回しを繰り返して、おろし玉ねぎにならないように気をつけて回します。
切った野菜、お肉、合わせ調味料です。
合わせ調味料は、全部合わせちゃってもいいんですけど、僕は粉状のものと液体っぽいもので分けて量っています。
大きめの鍋にサラダ油を少々入れてニンニク、しょうがを炒めていきます。弱火でじっくりと。
ニンニク、生姜がきつね色になってきたところで、人参、玉ねぎのみじん切りを入れます。
水分が多いので、焦げないように面倒を見ながら中火〜強火で水分を飛ばします。
鍋の底に野菜がくっつくくらいになってきたら、火を弱めてじっくり野菜を炒めていきます。
さてさて、野菜をじっくり炒めている間に、お肉を焼きます。
挽肉は、[材料]では、牛挽肉と豚挽肉が同量になっていますが、合い挽きでも問題ありません。ただ、あんまり白っぽい挽肉は脂ばっかりで脂っぽい仕上がりになるので、選んでください。
フライパンをしっかり熱したところに、挽肉を放り込みます。塩胡椒もしませんし、油も敷きません。油は敷かなくてもお肉の脂があるので大丈夫です。
最初の内は、あんまりかき回さず、しっかりお肉を焼き固めるイメージで強火で焼いていきます。ある程度全体が茶色くなってきたら、ほぐしていきます。
ほぐすのは、それほど神経質にならなくても大丈夫です。この先じっくり煮込んでいく段階で何度もかき回すので。
炒めている野菜が柔らかくなって甘みが出てきたら、炒めたお肉を野菜の鍋に入れます。
お肉を炒めたフライパンは、お肉のエキスが固まっているので、白ワイン(なければお水)を少々注いで、火にかけて木べらでお肉エキスをこそぎ取ります。
白ワインを使う場合は、しっかりアルコールも飛ばして、フライパンについているお肉のエキスをこそぎ取ったら、それも鍋に入れます。
合わせ調味料を全部鍋に加えて、しっかりと混ぜます。
お店などで大きなオーブンがあるなら放り込んでおいて、時々かき回すでいいのですが、おうちで作る場合は、このまま、弱火でじっくりかき回しながら煮込んでいきます。
焦がさないように、面倒を見ながら1〜2時間くらい火を入れます。
水分が抜けてきて、鍋底に焦げ付きそうになってきたら、仕上げの生クリームを加えてひと混ぜしたら煮込み終わりです。
バットに移して、氷を当てて冷まします。
しっかり冷めたら、落としラップをして、冷蔵庫で一晩置いておきます。
お店ではこれを一人前90gに小分けしてラップで包んで、冷凍保存していました。それをレンジで解凍し、温めて、レーズンと揚げ玉ねぎ、イタリアンパセリをフリフリしたご飯に添えます。
自家製のらっきょうの甘酢漬けも乗っけたら、RESTAURANT 艸SOUのドライカレーが完成!
まとめて作って冷凍しておくと、チンご飯とチンドライカレーでかなり満足できるご飯になる、僕も大好きなカレーです。
あ、らっきょうはともかく、揚げ玉ねぎはこのドライカレーをワンランク引き上げてくれるので揚げタマも是非〜!
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