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温玉・生ハム・ラタトゥイユ

 ラタトゥイユ。旬の夏野菜をトマトソースでじっくり煮こむだけで、こんなにも甘みが出るのかっ!ってくらい美味しくなります。

 ラタトゥイユは、パスタソースにしたり、お肉と一緒に煮込んでクスクスにかけたり、お肉や魚料理のソースや付け合せにしたりと、色々と使いやすい料理でもあります。

 そんな色々あるアレンジの中で艸が一番好きなのが「温玉・生ハム・ラタトゥイユ」

 タイトルのまんまですが、ラタトゥイユに温玉と生ハムをのっけて混ぜ混ぜして食べる料理です。

 ラタトゥイユだけでも美味しいけれど、もうちょっとお金が取れるメニューにならないかなーとゆーすこぶるいやらしー発想から艸が初めて自分でたてたメニューでもあります。

 ふとぅーのラタトゥイユも、いやらしーラタトゥイユもぜひお試しあーれ^_^

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温玉・生ハム・ラタトゥイユの材料

ラタトゥイユ  適量
生ハム     適量
卵       適量

塩       少々
酢       少々

EXVオリーブオイル  少々
黒胡椒       少々

イタリアンパセリ  少々

(ルッコラ、ベビーリーフなど)

温玉・生ハム・ラタトゥイユの作り方

 まずは何はともあれラタトゥイユを作ります。

ラタトゥイユの作り方を参考に作ります。

 ラタトゥイユの作り方にも書いていますが、作ったら1日冷蔵庫で寝かせます。全体がまとまって、甘みもグンと増します。

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なんちゃって温玉の作り方

 なんちゃって温玉を作ります。なんちゃって温玉は、僕が勝手に呼んでるだけですが、温度卵でも、温泉卵でもありません

 温度卵というのはお湯の温度を65〜70度にキープしながら、卵に20分〜30分ほど火を入れると、卵黄と卵白の固まる温度の違いによって、白身はトロっと、中の黄身はねっとり固まっているというものです。
 白だしかけて食べると美味しいですよね。

 温泉卵というのは温泉の熱で作った茹で卵のことです。温泉のお湯に入れたり、蒸気に当てたりして卵に火を入れたものが温泉卵です。

 温泉の温度によっては、温度卵のように白身がトロっと、黄身は固まっている温泉卵もありますが、バッチリ火の入っている茹で卵の方が多いですよね。

 なんちゃって温玉は温泉も使わないし、温度管理もしません。白身はトロットロ、黄身もトロットロの茹で卵?です。
 
 なんちゃって温玉の作り方は、温泉卵じゃないけど、”温泉卵”で検索すればいっぱい出てきます。いろんな条件によって固まり具合が変わってくるので、いつも同じように作ると失敗しません。

 僕のいつもの作り方です。

 Mサイズの卵を4,5個、冷蔵庫から出してしばらく放置しておきます。卵が冷たっ!って感じじゃなくなるまで放置します。

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 お湯を沸騰させて、塩と酢を適当に入れます。

 僕はいつも15cmの深鍋に卵に数センチかぶるくらいのお湯を沸かします。卵の個数、温度はもちろん、使う鍋、お湯の量、部屋の温度(季節)などによって、卵をお湯に入れておく時間が変わってきます。

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 ボコボコに沸かしたところに、卵をコツンとぶつけないようにお玉などを使って、そうっと入れます。

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 卵を入れたら火を消して、7分放置

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 このまま放置します。場所を移す時は気持ち長めにしています。

 7分経ったら、お湯を捨てて、流水で粗熱をとったら、氷で一気に冷まします

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 温度卵のように黄身を固まらせたくないので、氷で一気に冷まします。そのまましばらく放置したらなんちゃって温玉の完成です。

 なんちゃって温玉を割ると、

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 こんな感じです。切ると、

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 こんな感じに黄身が流れ出てきます。白身も固まりきってなく、黄身も生の時より火が入ってトロっとしていますが、流れるくらいです。

温玉・生ハム・ラタトゥイユの盛り付け

 温玉とラタトゥイユ、生ハムの用意ができたら、あとはこれを一緒に盛り付ければ完成です。

 好きに盛り付ければいいんですけど、僕がお店でやってた盛り付けはこんな感じです。

 まずは、ラタトゥイユをおもむろに器にごっそりのせます。

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 ラタトゥイユの真ん中を凹ませます。

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 生ハムを切ります。

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 三角になるように切ります。

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 こんな感じ。

で、ラタトゥイユの上に生ハムの広い方を外にしてグルっとのせていきます。

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グルっと一周、ラタトゥイユを見えなくしちゃいます。

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こんな感じ。

くぼみに温玉を入れます。

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 ここに黒胡椒、オリーブオイル、イタリアンパセリ、あればルッコラ、ベビーリーフなんかものっけて一緒に食べると美味しいです。

 完成!

 温玉・生ハム・ラタトゥイユの正しい食べ方は、

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 全部ぐちゃぐちゃに混ぜる

 生ハムの塩気と卵の甘みが加わって、ラタトゥイユだけの時より味わいが更に複雑になって、更にトロットロになって美味しいのです〜このままいっちゃっても、さらにトーストしたバゲットにのせても^_^

 夏の定番、ラタトゥイユ、たまにはこんなアレンジでパーティーメニューにしてみるのもいいんじゃないかと。

 なんちゃって温玉は、生卵の生臭さがなくなって卵の甘みも増すので、これだけでも色々使えます。ずいぶん前に書いたまかないレシピの鶏粥(とりがゆ)でも登場しています。