簡単で美味しい!アップルパイ
アップルパイって、フィリングと呼ばれるリンゴの煮たやつを作って、それをパイ生地で包んで焼きますよね。
そんなオーソドックスなアップルパイも美味しいですが、今回紹介するのは、生のりんごを使って作るアップルパイです。個人的には、こっちのほうが軽くて好き。
その昔、西麻布の小さなお店で雇われシェフをしていたときによく作っていました。そこに嫁(当時はまだ結婚してなかったけど)の両親が食べに来て、ちょっぴり緊張しながらこの簡単アップルパイ出したなーそー言えば、、、もー20年も前のことだけど。
そんな20年も前のレシピだけど、今も簡単でちゃんと美味しいアップルパイの作り方です。冷凍のパイシートを使うのでおうちでも簡単にできます。ぜひお試しを〜!
簡単アップルパイの材料
冷凍パイシート 適量
リンゴ 適量
バター 適量
グラニュー糖 適量
シナモンパウダー 少々
粉糖 適量
バニラアイスクリーム 適量
簡単アップルパイの作り方
手作りしたパイ生地ならさらに美味しいアップルパイになると思いますが、ご家庭で折りパイを作るのはちょっと大変なので、今回は冷凍のパイシートを使います。
ホテルで働いていたときには、艸も折りパイ作ってたんですけど、バターがにゅっ!て出てきちゃうんですよ、、、苦手。。。
そんな僕でも簡単に美味しいパイ料理、パイ菓子が作れるパイシートがあります。これです。
ベラミーズ(BELLAMY’S)の冷凍パイシートです。冷凍のパイシートもいろいろ使ってきましたが、このベラミーズのパイシートは、粉とバターと塩のみでできた優秀なパイシートです。ちょっとお値段はしますが、それだけの価値があると思います。
うちの近所のカルディには、大体いつも置いてあります。もちろんネットでは簡単に取り寄せることができます。
これさえ手に入れば、もうできたも同然です。
そして、アップルパイなどのお菓子などに使われるリンゴには「紅玉(こうぎょく)」という品種がいいとよく言われます。紅玉は酸味のあるリンゴです。ですが、この時期(4月)はあまりりんごの種類が多くなく紅玉が手に入らなかったので、「ふじ」と「ジョナゴールド」で試してみました。
結果としては、どちらも美味しいアップルパイになりましたが、どちらがいいかと言えばジョナゴールドのほうがおすすめです。ジョナゴールドは紅玉と黄色いりんごのゴールデンデリシャスをかけ合わせた品種なので。
さてさておもむろにベラミーズのパイシートを取り出します。
こんな感じに2枚入っています。使わない分はすぐに冷凍庫に戻します。
季節にもよりますが、ちょっと解凍したところで作業を始めます。解凍と言っても、完全に解かしてしまうと作業もしづらいですし、生地の中のバターが溶けてしまうと、サクサクの焼き上がりにならないので、ほんとにちょい解凍です。
これを作った4月の気温で、1〜2分位出しておいたところで作業をはじめました。夏場など湿気の多い時期は、生地がすぐに濡れてしまうので、なかなか難しいです。コップの氷水に結露がすぐにできてしまう時期は避けたほうがいいかもしれません。
まずは、4等分にカットします。
カットしたら、伸ばす分以外は冷凍庫に入れて待機させておきます。このちょっとの手間が作業をしやすくしますし、美味しく焼き上がります。
粉(できれば強力粉、なければ薄力粉でも)を両面に振って、
麺棒でちょっと伸ばしていきます。
縦縦横横って感じに、少しだけ伸ばします。もともと3mmくらいの厚さのあるパイシートを2mmくらいにする感じです。あくまでも感覚できにですが。
こんな感じに伸ばしたら、フォークで突き刺します。
フォークで突き刺すのは生地が膨らんで来ないようにするためです。
生地の用意ができたら、一旦冷蔵庫に入れておきます。とにかく、パイ生地が冷たいところから、一気に高温のオーブンに入れて、なるべくバターが流れ出ないようにするのがコツです。
で、今度はりんごを切ります。こんな感じに、中心の芯を外して2mmくらいにスライスします。
そしてバターは、電子レンジで解かして、溶かしバターにしておきます。
パイ生地を出してきて、スライスしたりんごを並べます。こんな感じです。
このりんごを並べるときに、リンゴの両端の細いところを外に向けて手裏剣みたいに並べると、そこだけ焦げてしまうので、写真のようにまあるくなるように並べます。
そんで、リンゴに溶かしバターを塗ります。シリコンのは毛を使うと楽ちんです。
まんべんなく溶かしバターを塗ったら、グラニュー糖をリンゴの上にたっぷり振ります。
けっこうたっぷり振ります。このくらい。
このくらい振っても、上からバニラアイスを乗っけても甘すぎない程度の甘さです。僕の主観ですが。
好みでシナモンパウダーをフリフリ。
完成したら、また冷蔵庫に入れておいて、その間にオーブンを温めます。
このアップルパイは200℃〜220℃の温度で、15分〜20分くらい焼きます。使うオーブンによってこの温度と時間は変わってきます。今回、うちのオーブンでは210℃で18分くらいでした。
この簡単アップルパイのポイントは、この「焼き」です。”高温でしっかり生地の中まで焼き切る”のが大事です。焼きが甘いと、リンゴの下の生地がグニャッとなってしまってパイ感が薄れて残念な食感になってしまいます。
あくまで様子を見ながらですが、しっかり強めに火を入れるつもりで温度と時間を調整してください。
冷蔵庫から出したパイ生地をオーブンに入れて焼き上げます。
焼き上がったアップルパイです。
流れたグラニュー糖が焦げてカラメルになって、パイ生地はしっかり色づいて、リンゴもフチが色付いています。このくらいの見た目になるまでしっかりと焼きます。
器に盛り付けて、バニラアイスクリームのっけて、粉糖ふりふりしたら完成です〜!アイスはなくても美味しいけれど、アイスをのっけたほうがデザート感でますよね〜!
アイスのっけるときには、あんまりアツアツだとすぐに溶けてしまうので、アップルパイをやや冷まして、落ちついたところでアイスをオンするのがおすすめです。冷めてもサクサクで美味しいので大丈夫です。
3時のおやつにも丁度いいし、ちょっとした食事会のときなんかも、あとは焼くだけの状態にセットしておいて、メインを食べている最中にオーブンに放り込めばちょうどよく焼き上がる簡単アップルパイです。
ぜひ、ベラミーズのパイ生地を手に入れて(←これけっこう大事)、ご自宅でもぜひ〜(*´﹃`*)
ディスカッション
コメント一覧
大変お久しぶりです!
SOUさんのブログを久しぶりに拝見させて頂き、アップルパイを作ろうと思っています。
バターは有塩と無塩ではどちらがよいでしょうか?
紅優菜さん、お久しぶりです!
すいません、ブログのコメントチェックしてなくて、お返事がかなーり遅くなってしまいました。ごめんなさい。
もー遅いかもしれませんが、バターは、無塩のほうがいいのかもしれません。でも、このときは有塩しかなかったので有塩を使いました。
有塩は有塩でほんのり塩が効いてこれはこれで美味しいです〜
あ、もしFacebookをやられているようでしたら、そちらからご質問いただけますと助かりまする〜ヽ(^。^)ノ
コメントありがとうございます。