NYニューヨークチーズケーキ
PCの中の写真を整理をしていたら、懐かしいのが出てきました。RESTAURANT 艸 SOUの頃によく作っていたニューヨークチーズケーキの作り方の写真です。
他にもなんかしらの料理の工程を撮った写真がたくさんあったのですが、完成品の写真が無かったり、分量覚えてなかったり、、、ちゃんと書けそうなものはあんまり。。。_| ̄|○
艸のニューヨークチーズケーキは、これでもかっ!というくらい材料をガッツリ使って作る濃厚なチーズケーキです。サワークリームをおりゃっ!とたくさん入れるので、濃厚さの中に爽やかさがプラスされて、、、やっぱりそれでも濃厚なチーズケーキです^_^
フードプロセッサーがあればお手軽に作れるので、ぜひトライしてみてください〜
ニューヨークチーズケーキの材料
[材量]
18cmの型 1台分(写真は2台分で作ってます)
クリームチーズ 450g
サワークリーム 200g
無塩バター 50g
グラニュー糖 150g
全卵 2ヶ
卵黄 2ヶ
コーンスターチ 15g
チョコレート 適量
(クーベルチュール)
バター 少々
クッキングシート 適量
※2016/6/25 全卵、卵黄、コーンスターチの分量を訂正しました。ごめんなさい間違えてました。。。
ニューヨークチーズケーキの作り方
[作り方]
ニューヨークチーズケーキって、何がニューヨークなの?と思っている方もいらっしゃるかと。
チーズケーキは、ざっくり大きく分けて、火を入れないレアチーズケーキ、焼き上げるベイクドトーズケーキがありますよね。で、火を入れる方のチーズケーキをオーブンで焼く時に湯煎して焼くことをNYスタイルと、その昔呼んでいたとかいないとかで、艸がお店で出していた時はNYチーズケーキというそのまんまの名前で出していました^_^
さて、クリームチーズですが、これを何を使うかで、出来上がりが大きく違ってきます。僕は当時、業務用の2Kgの塊のクリームチーズを使っていました。
あるとき、業務用のチーズケーキを切らしてしまい、近所のスーパーでフィラデルフィアのクリームチーズを買って作ったら、めっちゃくちゃ濃厚な、いつもとぜんぜん違う仕上がりのチーズケーキになったことがあります。
ま、この辺は好みにもよると思います。フィラデルフィアのチーズケーキも美味しかったし、業務用のチーズのチーズケーキももちろん濃厚なんです。材料が違えば、出来上がりも違ってきますよねって話でした。
チーズケーキの材料です。
上の分量は18cmの型1台分ですが、写真は2台分で作っています。
クリームチーズとバターは、室温に戻して柔らかくしておきます。
戻している間に、型にバターを薄く塗って、クッキングシートを貼り付けておきます。
オーブンに入れる天板に布かキッチンペーパーを敷いて、その上にクッキングシートを貼った型を乗せておきます。
チーズとバターが柔らかくなったら、混ぜ合わせていきます。まずはクリームチーズを入れて、しっかり滑らかにしていきます。
特に順番は決まっていませんが、僕は、クリームチーズの後に、サワークリーム、バター、卵、グラニュー糖、コーンスターチの順に入れては回し、回しては入れるを繰り返し、塊が残らならないようにしっかりと混ぜ合わせていきます。
塊が残らないようにスプーンや堅いヘラでフードプロセッサーの中の回りや底もしっかりとこそぎながら回します。
ゴムベラを使う時は注意してください。どこにフードプロセッサーの刃があるか見えないので、ガリッとやっちゃうと、ゴムベラのゴムが入ってしまうので、危険です。なるべく、スプーンや堅いヘラでこそいでください。
こんな感じに滑らかになるまで回します。
2台分だといっぺんに回せないので、材料を2回に分けて回して、ボールで2回分を合わせていました。
クリームチーズとかをフードプロセッサーで回している間に、チョコレートを湯煎で溶かしておきます。
このチョコレート、なんでもいいといえばなんでもいいのですが、やっぱりちょっと美味しいチョコを使うと、チョコの香りも良くてチーズケーキのレベルが上がります^_^
僕が使っていたのはカカオバリー クーベル エキストラビター カカオ分64%というクーベルチュールです。
細かく刻んだチョコレートを、ボールや陶器の入れ物などに入れて、水が入らないようにラップをしっかりとします。
鍋に湯を沸かして、沸騰したら火を止めて、ラップをしたチョコ入りの容器をその鍋に静かに入れます。
このまましばらく放置しておきます。
ラップを水が入らないように気をつけて外して、スプーンでグルグルして、
こんな感じにとろ~っとなればチョコレートの準備はオッケイです。
チーズケーキ生地を型に流し込みます。
そこに、チョコレートを流した生地の上にスプーンで適当にびゅんびゅん、ぐるぐるとチョコレートをまきます。こんな感じです。
チョコレートは多めにしたほうが、柄がきれいになります。
で、竹串で外側から小さな丸と言うか、つながった「の」の字を書きながら、大きな渦巻きを書くようにして中心までぐるぐるとしていきます。
全部グリグリし終わると、こんな感じです。
オーブンで焼いていきます。お湯を天板に1〜2㎝くらい張って、160℃くらいのオーブンで焼いていきます。湯煎とは言ってもお湯の量は少なめです。このお湯を多くしちゃうと、柔らかい焼き上がりになってしまって、切りづらくなってしまいます。
オーブンの温度は160℃と書いていますが、使うオーブンによって庫内の温度はけっこう違ってくるので、あくまでも目安にしてください。
そもそも、この頃使っていたガスオーブンには温度計がついてなかったので、、、消えるか消えないかのギリギリの火で焼いていたのですが、知らないうちに消えちゃってることがよくありました┐(´д`)┌
時間も目安でしかないのですが、だいたい1時間位で(初めて焼くときは、もっと前からマメに様子を見てください)、
こんな感じに色がついたところで、
オーブンの上火を消して、扉に木ベラを挟んで庫内の水分を飛ばしていく感じで更にしっくりと火を入れます。時間の目安としては30分位です。
竹串を刺してみて、あまりつかないようになったら焼き上がりです。
粗熱が取れるまで、そのまま置いておきます。
粗熱が取れたら冷蔵庫でしっかりと冷やして、冷めてから型から外して、ラップでしっかりと包んで保存します。
一晩寝かせたほうが、味がまとまって美味しくなります。冷蔵庫で4,5日はおいしく食べられますが、冷凍できるので、4、5日で食べ切らない分は早めに冷凍しておくとながーく楽しめます。
久々にRESTAURANT 艸 SOUの頃に撮った写真を見て、懐かしくなりました。ぜひ艸のチーズケーキをおうちでおためしくださーい♪
あ、僕が使っているフードプロセッサーはクイジナートの1.9Lのもので、18㎝の型1台分のチーズケーキの材料を1回でまわせるサイズです。
こんな記事も書いているので、良かったらのぞいてみてください〜
ディスカッション
コメント一覧
チョコレートのくるくる部分は必須ですね。
ほろ苦くて焼きチョコのようになって、最高に美味しかったです。
素晴らしいレシピの公開をありがとうございました。
シドニーからさん、こんにちは。
はい、チョコの部分は飾りじゃないんです^_^
コメントありがとうございます。