低温調理でうずらの卵を温泉卵にする
RESTAURNT SOU時代に温玉・生ハム・ラタトゥイユを小さく一人前でつくろうと、温度計を使って火をつけたり消したりしながらうずらの卵で温泉卵作りに挑戦したことがあるのですが、微妙な温度調節ができず、全くうまくできなかった思い出があります。
そんなわけで、低温調理器を使って微妙な温度をしっかりと管理して、うずらの卵を温泉卵にしました。
生卵でも茹で卵でもない温泉卵のうずらの卵は、ちょっとしたソースとして、シーザーサラダなどのドレッシングとして、パーティーのピンチョスなど、いろいろ使えてちょっと楽しいんじゃないかと。
ここでは低温調理に低温調理器BONIQ(ボニーク)を使っています。
低温調理器って何?という方は低温調理器BONIQ(ボニーク)を使った感想と口コミ、本当に使えるのかを検証したよ! を参考にしてみてくださいね。
【BONIQ】公式サイトはこちら低温調理でうずらの卵 65℃で10分
鶏の卵と比べてサイズがかなり小さいので、まずは温度は鶏の卵のときに試した68℃と65℃の低い方の65℃で、時間は大幅に短く(鶏卵のときは30分)して、10分にしました。
それと、鶏卵も割れないようにさらしで包んで低温調理したりしましたが、うずらの卵は更に小さく軽いので、低温調理のお湯の対流でめっちゃ動いて鍋にコンコンぶつかってしまいます。のでキッチンペーパーで包んで低温調理しました。
低温調理が終わったら、氷水でしっかりと冷まします。
65℃で10分間の低温調理をしたうずらの卵は、こんな感じになりました。
温泉卵のように形はとどめるものの、割ると中の黄身がゆっくりと流れ出す感じです。もちろん黄身も生の状態とは違いトロッとしていますが、いわゆる温泉卵のように黄身の形がとどまっているわけではありませぬ。
そんなわけで、65℃で10分で低温調理したうずらの卵は、ソースとしてちょっと添えたり、生で使ううずらの卵のかわりに使うといいかも。生のときより甘みが出ますし、生のうずらの卵が苦手な人にもいいと思います。
低温調理でうずらの卵 67℃で10分
今度は67℃で同じく10分間の低温調理をしたうずらの卵です。
65℃の時より、黄身のねっとり感が強くなりました。このまま白だしやだし醤油をちょいっとかけて食べても、納豆巻きに添えたり、ちっちゃなタルトに乗せたり、いろいろと使いやすい状態の温泉卵です。
低温調理でうずらの卵 68℃で10分
1℃温度を上げて、68℃で10分の低温調理をしたうずらの卵です。
1℃しか変わらないのに、67℃と68℃とではかなり状態が違います。
しっかりと黄身が固まっていて、半割にしても形をとどめています。けれども茹で卵とは違い、全体がねっとりとした食感です。ねっとりとした黄身は、うずらの卵でも鶏の卵でもやっぱり美味しいです。
低温調理でうずらの卵を調理、今のところのまとめ
今回はうずらの卵を65℃、67℃、68℃の温度で低温調理しました。
温度としてはほんとにちょっとしか変わらないのに、うずらの卵の状態がかなり違うのは面白いです。どの状態がベストというのはないので、うずらの卵のを使う目的によって温度を調整すればいいんじゃないかと^_^
そんで、低温調理器のボニークはしっかり温度がコントロールできているんだなぁ、と改めて実感しました。
このうずらの卵の低温調理には低温調理器BONIQ(ボニーク)を使っています。
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