コンポートというのは”フルーツのシロップ煮”のことです。ワインや香辛料などを加えたシロップで果物を煮込んで作るデザートです。

 赤ワインで煮たリンゴや、洋梨、イチジクのコンポートはよく見かけますね。

 艸は料理の世界に入ってからコンポートというものを知ったのですが、はじめはちょっと苦手でした・・・お酒の香りが強くて甘すぎる・・・フルーツそのまま食べた方が美味しい・・・。

と思っていたのですが、このキンカンのコンポートは美味しくて、以来自分でも色々コンポートを作るようになりました。

 ちょっと大人なデザート、金柑のコンポートの作り方です。

キンカンのコンポート17



金柑のコンポートの材料

[材料]
水        125cc
白ワイン     125cc
白ワインビネガー 10cc
グラニュー糖   200~225g
ミニョネット    少々
(黒胡椒)

金柑(キンカン)  20~25個くらい

金柑(きんかん)のコンポートの作り方

まずは金柑から。
キンカンのコンポート
金柑は良く洗ってヘタをとります




そして、こんな風に包丁で切込みを入れます。
キンカンのコンポート2
ヨメの手です。

こんな感じに切込みが繋がらないように気をつけながら、ぐるりと一周6~8箇所に切込みを入れます。
キンカンのコンポート3
艸の手です。

その切込みから、竹串を使って中の種を取り出します
キンカンのコンポート4
金柑は、このなりの割りになかなかの大きさの種が結構な数入っています。竹串をうまく使ってウイウイしながら、種を全部取り除きます。

艸はこの作業が結構好きなのですが、面倒なら、横に半分に切ってて種を出しちゃてもいいです。

キンカンのコンポート5
切込みを入れて、種を全部出した状態の金柑です。

お次はシロップです。
キンカンのコンポート10
今回使ったワインは、一本数百円のその辺のスーパーで売っているものです。使うワインによって出来上がりも違ってきますが、上等なワインである必要は全くありません^-^

[材料]にあるミニョネットというのは、
キンカンのコンポート9
これです。荒く潰した胡椒のことです。

ラップを敷いて粒の黒胡椒をのせます。
キンカンのコンポート6

ラップでくるむようにして、上から鍋などで
キンカンのコンポート7
おりゃっ!と潰します。

キンカンのコンポート8
ミニョネット、完成です。

胡椒は、粒のままのものと、ミルで挽いたものの他に、この粗く潰したミニョネットと呼ばれるものもよく使われます。

さてさて、金柑以外の材料を鍋に入れて沸かします。
キンカンのコンポート11
グラニュー糖が、ちゃんと溶けるようにしっかりとかき混ぜます

沸いた所に先ほどの金柑を入れます。
キンカンのコンポート13
紙などで落し蓋をして、弱火で約20分くらいコトコト煮ます。

 僕は金柑の蜜煮、コンポートを作るときに、下煮をして金柑の苦味を抜くという作業はしません。好みの問題ですが、苦味も金柑の味ですし、何より金柑自体の味も多少抜けてしまいそうなのであえてしません。苦くて食べられない、ということにこれまでなったこともないので・・・。

キンカンのコンポート14
金柑がちょっと透き通った感じになります。

これを綺麗に洗って乾かした瓶に入れます。
キンカンのコンポート15
フタをしてひっくり返して、そのまま冷まします。なんちゃって脱気法です。こうする事で、中の温まって膨張した空気が冷めて真空とまでは行きませんが、薄い状態になり、保存が少し利くようになります。

冷めたら、冷蔵庫で一晩置いておきます。
キンカンのコンポート16
完成です。

 金柑のコンポート自体ももちろん美味しいのですが、クラッシュドアイス(氷を手にもって大きいスプーンの裏でたたくと簡単に出来ます)を詰めたグラスに金柑のシロップをちょこっと入れて飲んでも美味しいです!

 シロップを白ワインゼリーにかけるだけで、ワンランクアップした金柑ゼリーに!

 金柑のコンポートとシロップちょっとにシャンパンを注いでも美味しいだろーな~(←やってません。想像です^-^)

追記
 やってみました。シャンパンじゃないのですが、カバ(シャンパンと同じ方法で造られたスペインのものです)を使ってみました^-^
金柑シャンパン
 見た目もなかなかかわいいですし、ほんのり金柑の香りとシロップの甘みも加わっていい感じです。「これ、美味しい!」と嫁はガブガブ飲んでいました。

 庭の金柑がなり過ぎちゃって困っている方、それを頂いて困っている方、困ってない方・・・・是非お試しを。