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タルト生地を型に敷く

 基本のタルト生地の続きです。

 今回はタルトの生地をタルト型に敷くところまで書きたいと思います。

 タルトには生地をのしてから、

 ・空焼きしてから中身を詰めてから再び焼くもの
 ・空焼きしたタルト生地に中身を詰めるもの
 ・中身を詰めてから焼くもの
があります。

 なので、「タルト生地をのす」と「タルト生地を空焼きする」を分けて書きますね^^

タルト生地の伸ばし方、型への敷き方

[材料]
タルト生地           250g(18cmのタルト型の場合)
無塩バター          少々
打ち粉(薄力でも強力でも) 少々

 タルト型に無塩バターを塗ります。
 前回も書きましたが、タルト型とは、
タルト型
これです。

 これにバターを溝の所にも丁寧にバターを塗ります。
タルト生地をのす
 これを冷蔵庫に入れておきます。タルト生地がバターが大量に入っているので、バターが溶けないように型は冷やしておきます

 生地をのしていきます。軽く打ち粉をします。
タルト生地をのす2
 打ち粉は、タルト生地は下の台にくっついてしまわない様にするため、生地を扱いやすくするためにします。

 冷蔵庫から出したばかりの堅いタルト生地に、のし棒(麺棒)で上から体重をかけ押さえるように伸ばしていきます
タルト生地をのす3
 
タルト生地をのす4
 このぐらいまで広がったらのし棒を転がすようにしてぐいぐい伸ばしていきます。

 たまに、方向を変えたり、裏表をひっくり返したりしながら伸ばしていきます。
タルト生地をのす5
 艸は3mmの木の板を両サイドにおいて伸ばしていきます。無くても、もちろん問題ないですが、これがあると厚さのことを考えずにどんどん伸ばして行けるので楽ですよ^^

 この”厚さ”が結構大事です。薄すぎると、完成したタルトをカットする時に生地の所が崩れてしまって格好がつかないし、かといって厚いと堅くなってタルト自体の完成度が低くなってしまいます。

 艸は3mmの厚さがちょうど良いと思っています。

 生地を広げたら、冷やしておいたタルト型にふわっと乗せます。
タルト生地をのす6
 生地を乗せたら、底の角のところを軽く指で押さえます。
タルト生地をのす7

 軽くでいいです。後でしっかり抑えるので。
タルト生地をのす8
 こんな感じに生地がなんとなく型に納まったら、
タルト生地をのす9
 のし棒で上からグリグリと余分な生地を落とします。
 
タルト生地をのす10

 この余分な生地を取って丸め、粉を軽くつけて、再び底の角を今度はしっかり押さえます。
タルト生地をのす11

 最後にタルト型に溝の部分をひとつひとつ、指で軽く押さえていきます。
タルト生地をのす12

 これで、「タルト生地をタルト型に敷く」は完成です。
タルト生地をのす13
 こんな感じです。

 コツとしては、どんどんグイグイ伸ばしていくと言うことでしょうか。

 それと、温度が高くならないようにする、ということです。

 温度が高くなってバターが溶け始めてしまうとタルト生地が扱い辛くなるだけでなく、焼きあがりも変わってきてしまします。

 柔らかくなってきてしまったら一度冷蔵庫に入れる。とか、生地を伸ばす台を氷で冷やしておく。といった工夫をするとよりいいと思います^^

 どんどんグイグイ伸ばしていく、というのも温度の影響を受けないうちに手早く伸ばす。ということなんですね。

 次回はタルト生地を焼くを書きたいと思います。
⇒タルト生地を焼く